こんにちは!泡中です!
今回は、クリストフ・ミニョンADN ドゥ ムニエ エクストラ ブリュットを飲んだ感想について書いていきます!
クリストフ・ミニョンとは?
クリストファー・ミニョンはヴァレ・ド・ラ・マルヌのRMシャンパン生産者。畑の4/5は最高の栽培条件の南西向き斜面に位置しています。年間生産量は僅か2000ケース(ケース750ml 12本)。リヨンのフレンチの名門「アラン・シャペル」をはじめフランス国内のレストランを中心に注目を集め始めています。未だ、クラスマンやアシェットの掲載はないものの、品質的にはムニエで有名なフランソワ・ぺデルやジュローム・プレボーに勝るとも劣らない評価を受けつつあります。
引用元:うきうきワインの玉手箱
クリストフ・ミニョンは、RMの生産者で主に(ピノ)・ムニエをメインに栽培しております!
シャンパーニュの品種では他に、「ピノ・ノワール」と「シャルドネ」でありこの2品種が代表的ですが、(ピノ)・ムニエをメインに栽培していることに面白みを感じました!
ワイン造りの思想
コート・デ・ブランの銘醸ジャック・セロスのアンセルム・セロス氏と同じ思想の元、ビオディナミ(有機自然栽培)を実践し、ピュアなテロワールの味わいを表現したシャンパーニュを造り出す。彼の造る葡萄はこの地区の他の生産者の葡萄に比べ、例年アルコール度数にして1%高い原料ワインを生み出す。一般的に重厚さに欠けると評価されるピノム・ニエを主体に、実に堂々とした骨格を感じさせる味わいのシャンパンを生み出す。
引用元:うきうきワインの玉手箱
なんとクリストフ・ミニョンは、「ジャック・セロス」氏と同じ思想であり、しかも「ラルマンディエ・ベルニエ」の一族とは友人絡みで付き合いがあります!
ジャック・セロスの仲間であることに、飲む前からわくわくしておりました!
さらに、陰に隠れがちな(ピノ)・ムニエを主体にシャンパーニュを製造している為、ますます気になりました!
クリストフ・ミニョンADN ドゥ ムニエ エクストラ ブリュットを飲んだ感想
このワインの特徴
ビオディナミの樹齢45年のピノ・ムニエ100%使用しています!
空圧式圧搾機で丁寧に搾汁を実施(100%キュヴェを使用)!20%は自生酵母、残りはビオディナミで培養された酵母を使用して、発酵されております!しかもノンマロです!
リザーブワインの比率は、驚異の50%で40ヶ月瓶熟、ドサージュは3g/L仕上げです!
ちなみに名前にあるADNですが、これはDNAの事でクリストフのムニエに対する情熱を表現するために、ムニエのDNA(遺伝子情報)と言う名称を付けたそうです!
外観
色味:濃い黄金色
泡の大きさ:極めて細かい
泡立ち:長く連なっている
外観は、(ピノ)・ムニエ100%のブラン・ド・ノワールであることから、濃い黄金色となっておりました!
泡の大きさもきめ細かく、時間経過後も長く連なっておりました!
香り
柑橘類で主にオレンジを思わせる香り
グラスに注いだ後の香りは、柑橘類の香りがしオレンジを思わせるような香りでした!
今までのブラン・ド・ノワールは、米麴やパンの芳醇な香りが特徴的でしたが、(ピノ)・ムニエ100%の特徴なのか、柑橘類の香りが際立って感じられました!
味わい
第一印象は深み、酸味は生き生きと感じ、風味はほろ苦く中程度に余韻を感じた
一口飲んだ後は、風味がほろ苦く感じましたがそれでもオレンジを思わせる香りが漂い、ブラン・ド・ノワールの特徴であるガッツりさを感じられました!
泡中ポイント・・・★★★★☆ 4.0
脇役的な存在に見られがちな(ピノ)・ムニエですが、それを100%仕立てのブラン・ド・ノワールで香りも味わいも楽しめたので、面白く美味しかったです!
それをエクストラ ブリュットで余計な甘さを加えないところに、(ピノ)・ムニエの素晴らしさを感じることができました!
このシャンパーニュを飲むことで、(ピノ)・ムニエの見方が大きく変わるのではないかと実感しました!
※今回紹介したボトル▼
※泡中が飲んだシャンパーニュ索引▼
鮨シャン投稿