こんにちは!泡中です!
今回は、エグリ・ウーリエ ブリュット レ・プレミス【2020 Degorgement】を飲んだ感想について書いていきます!
ご紹介するボトルは、デゴルジュマン2020年の最新キュヴェを飲みました!
エグリ・ウーリエ自体初めて飲みましたので、感動でした!!
エグリ・ウーリエとは?
シャンパーニュ最高峰のピノ・ノワールが生まれるモンターニュ・ド・ランス地区で、1930年創業という長い歴史を持ちながらも無名にとどまってきましたが、フランシス・エグリが4代目当主となってから大きな転換期となりました。
エグリ・ウーリエは、アンボネィ7.8ha、ヴェルズネィ、ブジー、ヴリニーの畑を合計11.7ha所有していますが、ヴリニーの数区画にて非常に古いムニエの古樹を育て、そのムニエからハーブ、花の香り、スパイシーさの独特の魅力を持つ単一ブドウ畑シャンパーニュが作り出されます。
当主就任直後よりフランシスは環境問題に非常に関心が強く、ディジョンの土壌学者クロード・ブルギニに助言を仰ぎ無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更。
有機肥料を用いて、すべての畑の手入れを手作業で行うなど、ブドウの成長を手助けをすることにより、実にきめ細かく管理された畑から収穫したブドウは完熟しており、僅かなドザージュしか必要としなくなりました。
引用元:マチュザレム
エグリ・ウーリエは、創業から暫くの間無名であったのが驚きですが、4代目のフランシス・エグリが当主を務めてから大変革となったそうです!
また、シャンパーニュ製造の最後に行われるドサージュも僅かしか行わないことから、葡萄本来の味を楽しめるよう造られていることが分かります!
エグリ・ウーリエ ブリュット レ・プレミス【2020 Degorgement】を飲んだ感想
※某イベントにて持参した時の様子です
このワインの特徴
満を持して初リリースとなった「始まり」を意味する「Les Prémices」は、エグリ・ウーリエの世界への新たな扉を開く、プレミアムなエントリー・キュヴェです。フランシス氏の妻アニックの実家から相続された、トリニー村にある3.5haの平均樹齢40年のブドウを使用。ベースとなるのは2016年で、ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエを均等にブレンドしています。ステンレスタンクで発酵し、瓶内熟成は39カ月間、ドザージュは2g/Lと極少量に留めています。
引用元:ワイングロッサリー
レ・プレミスは、NVのボトルですが使用されている葡萄は2016年をベースに使用されております!
さらに、デゴルジュマンが2020年に行われたことから、熟成期間は39ヶ月とNVでありながら、ミレジメと同等の熟成が行われています!
これは飲む前から期待大でした!!
外観
濃い黄金色で泡は極めて細かく、連続的な泡立ち
色調は、濃い黄金色であった為ブラン・ド・ノワールに近い色だと感じました!
しかし、3種類の葡萄を均等にブレンドして造られているので、驚きです!
泡立ちも細かく綺麗な形でした!
香り
熟成されたローストな香りで、時間の経過と共に極めて強く感じる
ミレジメや熟成シャンパーニュによく感じる香りですが、このボトルでも同様にローストの香りが漂い、香りから癒されました!!
さらに時間の経過と共に、温度変化が進むことから香りも次第に強く感じられ、熟成されたローストな香りが全面に感じられました!!
味わい
ローストの深みが全面に感じられ、酸味はまろやかで余韻が長く感じられた
一口飲んだ後は、口の中に高級なローストの香りが全面に感じられました!
熟成具合も丁度よく、美味しいシャンパーニュがすぐに開けて飲めることに驚きと感動でした!
いや~、エグリ・ウーリエ素晴らしい!
泡中ポイント・・・★★★★☆ 4.5!!
これは、文句なしの高得点!!
エグリ・ウーリエシリーズの中では、比較的リーズナブルに購入できるレ・プレミスですが、3年の瓶内熟成でローストな香りが楽しめるシャンパーニュは、このボトルしかないのでは?と感じました!
エグリ・ウーリエ自体が優秀な生産者でもありますので、ジャック・セロス同様、RMの動向が気になります!
※今回紹介したボトル▼
※シャンパーニュ索引▼
鮨シャン投稿