こんにちは!泡中です!
今回は、アンドレ・クルエ シルバーブリュットを飲んだ感想について書いていきます!
アンドレ・クルエとは?
モンターニュ・ド・ランスの100%格付けの グラン・クリュ「ブジー村」「アンボネイ村」は、言わずと知れたピノ・ノワールの優良産地。この地で極上のシャンパーニュを造る「アンドレ・クルエ」。
アンボネイ村のピノ・ノワールは、表土が薄く、 チョークの土壌の影響を受けやすいため、エレガントなピノ・ノワールが出来ます。 ブジー村は南向きで日照量が多いため、数あるグランクリュの中で、最もしっかりとしたピノ・ノワールを生み出します。
クルエ家の先祖はかつて、ルイ16世やナポレオンの側近として遣えており、ナポレオンから譲り受けた領地でブドウ栽培やワイン造りをスタートさせた、とジャン・フランソワは語ります。なのでテロワールの素晴らしさは格別!
引用元:ワイングロッサリー
アンドレ・クルエは、ピノ・ノワールの優良産地と言われる「ブジ―村」「アンボネイ村」でシャンパーニュを造っています!
シャンパーニュも、ブラン・ド・ノワールで造られたものが多いのでブラン・ド・ノワール好きの僕にとっては、大変嬉しいです!!
アンドレ・クルエの特徴
アンドレ・クルエのシャンパーニュ造りも大変個性のある造りとなっております!
例えば
●発酵中の温度ムラを防ぐために醗酵用のタンクは特注品を使用。
●醗酵の工程はジャン・フランソワ自身が自ら考案した方法で、圧搾機も厳選。
●搾汁は一番搾りのテート・ド・キュヴェのみを使う。
●5分間でセラー内の空気が完全に入れ替わる装置を採用しブショネの原因となるバクテリア汚染を予防。
引用元:ドラジェ
ジャン・フランソワクルエ当主が、発酵の工程・圧搾機を厳選して使用するなど、造り手の魂が込められて造られていることが、内容からも読み取れます!
では、実際の味はいかがでしょうか?
おまけ:エチケットデザインは大人の事情で変わらず・・
アンドレ・クルエのエチケットデザインですが、なんと1911年からずっと変わらないエチケットデザインです!
これは下記が理由となります▼
以前、同業者であるボランジェから「エチケットのデザインが似ているから変更して欲しい」という要求があったことがキッカケ。その際、「模倣ではなく、1911年からこのデザインだった」と回答したところ「それならばデザインを一切変えず、永久にそのままにする事」という不条理な要求を突きつけられ、現当主のフランソワが若気の至りか、その要求にOKしてしまった為。
引用元:ドラジェ
真相は何とも言えませんが、大手メゾンであるボランジェとのやり取りがあったとは、衝撃です。。
アンドレ・クルエ シルバーブリュットを飲んだ感想
※今回は、ステーキとマリアージュさせていただきました!!
シルバーブリュットの特徴
アンドレ・クルエもいくつも種類を造っていますが、シルバーブリュットはなんと「ノンドゼ」が特徴です!
通常であれば、デゴルジュマン後にドサージュ(糖分添加)を行って、辛さの調整を行いますが、シルバーブリュットは、ドサージュを行わずに葡萄の個性をそのまま活かす製法となっております!
それでは、感想を書いていきます!
外観
色味:濃い黄金色
泡の大きさ:非常に細かい泡
泡立ち:連続的に連なっている
色味は濃い黄金色でしたので、長期熟成されている感がありました!
泡は、非常に細かく綺麗な泡立ちでした!
香り
1日目:米麴の香り
2日目:パンの芳醇さ~りんご、洋梨の香りへ変化
今回、2日に分けて飲みました!
1日目は、米麴の香りがしジャック・セロスやクリュッグと似た香りがしました!
2日目は、パンの芳醇さが先に香りましたが、時間経過後にりんご、洋梨の香りへと変化しフルーツの香りを堪能しているようでした!
味わい
深みのある味わいですが、生き生きとしており余韻が長く続きました
ブラン・ド・ノワールの特徴から、味わいはしっかりと感じました!
ですが、深みだけでなく生き生きとスッキリさもありましたので、「暑い日にもうってつけのシャンパーニュ」だと感じました!
泡中ポイント・・★★★★☆ 4.0!
ブラン・ド・ノワールの特性を十分に活かし、香り・味わいも楽しめたシャンパーニュでした!
シャンパーニュの製法上、ブラン・ド・ノワールは手間がかかるため、値段が高めに設定されておりますが、5,000円代で美味しいブラン・ド・ノワールが楽しむなら、アンドレ・クルエ シルバーブリュットだと感じました!
※今回紹介したボトル▼
※泡中が飲んだシャンパーニュ索引▼
鮨シャン投稿