こんにちは!泡中です!
今回はシャンパーニュ地方の村で、特にグラン・クリュをメインに巡って書いていきます!
シャンパーニュの生産者・品種の比率を周知した上で購入するのはもちろんですが、栽培された品種が「どこの村」のものか知っておくことで、さらに面白くなると思いました!
シャンパーニュの地区・村一覧
グラン・クリュの前にまずは、シャンパーニュの地区について書いてきます!
シャンパーニュの地区は下記となります▼
★モンターニュ・ド・ランス
★ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
★コート・デ・ブラン
・コート・ド・セザンヌ
・コート・デ・パール
特に★3つの地区はメインで、有名なグラン・クリュを要しております!
シャンパーニュ地方マップ▼
引用元:エノテカ
それぞれの地区・村の特徴は下記となります▼
モンターニュ・ド・ランス
北のランスと南のエペルネの町を結び右にカーヴを描くように東・南向きの丘陵に広がる地域。白亜の石灰質土壌は地表から比較的深い位置にあり、ピノ・ノワールの栽培が多い。
9か村のグラン・クリュがあり、優れた赤ワイン“コトー・シャンプノワ”も生産されている。
モンターニュ・ド・ランスは、主にピノ・ノワールをメインに栽培されています!
モンターニュ・ド・ランスの主な所在メゾンは下記となります▼
【NM】
・ルイ・ロデレール
・ランソン
・アンリオ
・ルイナール
・クリュッグ
・テタンジェ
・ポメリー
・シャルル・エドシック
・ヴーヴ・クリコ
・アルマン・ド・ブリニャック
・マキシム・ブラン
・ポール・デテュンヌ
モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ
モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュは下記となります▼
アンボネー:Ambonnay
ボーモン=シュール=ヴェズル:Beaumont-sur-Vesle
ブージィ:Bouzy
ルヴォワ:Louvois
マイィ=シャンパーニュ:Mailly-Champagne
ピュイジュー:Puisieulx
シルリー:Sillery
ヴェルズネー:Verzenay
ヴェルジー:Verzy
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
シャンパーニュ地方の中央を東西に横切るように流れるマルヌ川に沿って広がる地域。畑の向きも様々で、粘土質や砂質を含む多様な地質が入り組んでいる。
川沿いで霜の影響を受けるため、春の遅霜被害を避けるよう芽吹きが遅く丈夫なムニエが多く植えられているが、2か村あるグラン・クリュでは、ほぼピノ・ノワールが栽培されている。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌでは、主にムニエが栽培されますがピノ・ノワールも多く栽培されています!
ヴァレ・ド・ラ・マルヌの主な所在メゾンは下記となります▼
【NM】
・ボランジェ
・ビルカール・サルモン
・ローラン・ペリエ
・アンリ・ジロー
・テルモン
・ポル・ロジェ
・ペリエ・ジュエ
・ドン・ペリニヨン
・モエ・エ・シャンドン
ヴァレ・ド・ラ・マルヌのグラン・クリュ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌのグランクリュは下記となります▼
アイ:Aÿ
トゥール=シュール=マルヌ:Toirs-sur-Marne
コート・デ・ブラン
エペルネからさらに南にまっすぐ続く東向きの栽培地域。シャンパーニュ地方の中でも特に優れた石灰質土壌で、地表すぐ近くに石灰質が広がり、白亜の大地が露出しているような場所もある。石灰質は保水性も高く、良質のミネラル分を豊富に含むことから、一定した水分を必要とし、ミネラル分によって複雑な味わいを生み出すシャルドネの栽培がほとんど。6か村のグラン・クリュがあり、素晴らしい“ブラン・ド・ブラン”がここから生まれる。
コート・デ・ブランでは、ほぼシャルドネがメインに栽培されますが、ここのシャルドネが一番美味しいと言っても過言ではないです!
コート・デ・ブランの主な所在メゾンは下記となります▼
【NM】
・シャンパーニュ・パロン・ド・ロスチャイルド
・サロン
・ドゥラモット
・ヴァランタン・ルフレーヴ
・ノミエ・ルナール
・フィリップ・グラヴィエ
コート・デ・ブランのグラン・クリュ
コート・デ・ブランのグランクリュは下記となります▼
アヴィズ:Avize
シュイィ:Chouilly
クラマン:Cramant
ル・メニル=シュール=オジェ:Le Mesnil-sur-Oger
オジェ:Oger
オワリィ:Oiry
まとめ:村も意識して飲むとより実感して楽しめる
造り手によって同じミレジメ・品種でも味が異なりますが、栽培された村を意識して飲むことでさらにシャンパーニュを楽しめます!
まだ途中ですが、主なメゾンをこれからも追記していきます!